学校日記

世界にひとつの作品

公開日
2021/12/21
更新日
2021/12/21

お知らせ

作品展の帰りに、ある保護者の方が、
「今日はゆっくり作品を観ることができました。昨日、息子が作品について、熱く語ってくれていたことが、実際に作品を観て、なるほど!そういうことか!と、わかったんです。面白いものですね。」とお話してくださいました。
聞かせていただき、心がとても温かくなりました。

子どもは、その作品づくりの間中、いろいろな思いを込め、創造を膨らませ、独自の世界を広げていきます。

我々大人は、ともすれば、できあがった作品の出来栄えばかりに意識がとらわれてしまいがちですが、子どもたちの世界はもっと幅広く、奥深く、こちらに寄り添う気持ちさえあれば、創ってきた過程を想像したり、いくらでも、その子独自の素敵なこだわりに気づかせてくれたりします。まさに「世界にひとつ」です。

子どもたちが作品を持ち帰ったら、ぜひお話をゆっくり聞いてみてください。そして、たのしいおしゃべりをしてみてください。子どもたちの思いを聞いてみると、また違う気持ちで作品を鑑賞でき、新たな発見に出会えるかもしれません。そして、「こういう時間が、たからものだなぁ」と感じてもらえたら、幸いです。

この4日間、ご多用の中多数ご来校いただき、本当にありがとうございました。