一人一人がつながって〜国際クラブ発表会〜
- 公開日
- 2024/12/05
- 更新日
- 2024/12/17
いくわにっき
今日は国際クラブの発表会がありました。この日に向けて、クラブの友だちが練習を積み重ねてきたことを見たり聞いたりして知っている子どもたち。開会前から「ワクワクしてきた」「今年も楽しみ〜」と会場の雰囲気もムンムン、といった感じでした。司会の子どもたちの進行で、さあ、入場。ある子は緊張した表情で、またある子は笑顔で手を振るなど、様子は様々でしたが、拍手や手拍子で向かい入れるすてきな雰囲気に包まれていました。
トップバッターは、ムグンファ低学年の「ソゴチュムと歌」です。韓国・朝鮮の楽器を使った発表、またアリランの歌に、一緒に身体を揺らしたり、「かわいい」「楽しそう」の表情で見つめる姿がありました。続いてワールドクラブからは、自分たちのルーツのある国について、各国の言葉や遊びの紹介や楽器の演奏、クイズ、また踊りの発表がありました。特にその国の言葉を使ったジャンケンタイムは会場みんなで大盛り上がり、1年生から6年生まで皆んなを楽しませてくれました。
そしていよいよ、ムグンファ高学年の「両面太鼓とプク」の演奏です。これまで歴代の数々の演目のなかでも、レベルの高さはかなりのもの。でも「やりたい。やってみたい。」の子どもたちの気持ちを大事に、練習がスタートしました。休み時間になると民族楽器の音を響かせていましたが、少しずつレベルが上がり、音に力がこもり、本番はその迫力と表現豊かな演奏ぶりに、皆んなが集中して見ていました。横並びなのでタイミングを合わせるのが本当に難しいのですが、早めに進んだ子は、ちょっと待ってあげて気持ちを合わせて演奏する、そんな様子に心が痺れました。そして終わったとたん、「すごいっ!!」と、圧巻の演奏に大拍手が起こりました。
最後に、6年生一人一人から、これまでの国際クラブの思い出や楽しかったこと、友だちや家族、ソンセンニムや先生への感謝、後輩たちへのメッセージ、そして自分のルーツのことなど、「自分のことば」で、それはそれは堂々と語る姿がありました。心のこもった言葉に、会場全体がシーンとなって聴き入りました。
最後は笑顔で手を振って幕が降りました。発表する子どもたちだけでなく、会場にいた皆んなが一帯となってつながっていく姿に、育和小の子どもたちの素敵さ、凄さを改めて感じた時間でした。
たくさんの保護者の方々、学校協議員さま、白鷺中学校の校長先生、本日は応援に駆けつけてくださりありがとうございました。