学校日記

子どもたちの成長と幸せを願って

公開日
2016/01/13
更新日
2016/01/13

校長室から

新年あけましておめでとうございます。
今年の新年は暖かで穏やかな天候に恵まれ、ご家族おそろいで健やかな新年をお迎えになったこととお喜び申し上げます。

 今年の干支は申年です。動物の中でも特に賢いとされるのがサルです。日本ではサルにまつわる言い回しがたくさんあります。例えば、「サルも木から落ちる」という諺は、『達人でも失敗はある』という意味です。サルをすぐれている人にたとえています。私達人間は高い知恵を持っていますが、時として油断するときがあります。私自身、今年の戒めとしてとらえていこうと思っています。

 さて、新しい年には、子どもたちも今年の夢や目標をもちます。しかし、単に願うだけでは実現できません。実現するためには日々の努力が必要です。夢や目標は自らの努力で、自らつかみとるものです。
 そのプロセスでは、いつも努力がプラス方向にむくとは限りません。時には成果が出ず、悔しい思いをすることもたびたびあります。私も今までに地団太を踏むこともしばしばありました。でも、あきらめずに、きのうの失敗がきょうの成功につながるように前を向いた行動が大切だと思います。
 その時々の結果に一喜一憂せず、地道な努力の繰り返しがいつかきっと大きな成果となってくるのではないかと、つくづく感じる今日この頃です。

 学校現場におきましても、子どもたちの夢や目標の実現に向けて、日々の指導・支援を繰り返し実践し、その積み重ねが最も大切であると考えております。
 また、家庭におかれましては、保護者の皆様のお子さんに向けた「家族だけしか味わえない愛情や温かい励まし」が大きな支えとなります。
 学校と保護者並びに地域の皆様と共々、手を携えて子どもたちの成長と幸せのために取り組んでまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

校長 堀本 龍男