PTA新聞 第8号 「10/29 ふとん太鼓 子ども編」
- 公開日
- 2023/10/31
- 更新日
- 2023/10/31
PTA 新聞
「ワッショイ、ワッショイ」「トントトトン」「カンカンカン」。
少し肌寒い風が吹く日曜日の午後。
子どもたちの元気な声が鷹合の街に響き渡りました。
豊作と満月を祝う「ふとん太鼓」。
江戸時代に氏子が貴重品だった布団を運んでいた事が由来だそうです。
今年は、幼児も含めて73人が参加しました。
ねじり鉢巻きを巻いてもらいながら、お揃いの法被をまとい気合は十分。
御神体に続いて登場した、高さ3m以上あるふとん太鼓は、迫力満点。
鷹合公園を出発し、
大人の指示に合わせて、スピードを調整しながら
たるまないように綱を曳きます。
途中で、曲がってしまいそうになるたび、軌道修正。
1番前を担当する子どもたちは、
「綱が手に食いこむ」「重いよ〜」と言いながらも必死に引っ張りました。
嬉しそうに鐘を鳴らすのは、小さな曳き手さん。
そして、上で太鼓を叩く3〜6年生は
講堂での練習の成果を見せました。
近鉄沿線を歩き、半分を過ぎると徐々に疲れが見え始めます・・・。
中には寝そうになりながら歩く幼児も。
そのたびに、再びワッショイと声を張り上げ奮い立たせました。
そんな子どもたちの姿は、沿道で見守る人たちを元気にしました。
「孫が叩いている姿を見て感動しました」という男性。
一緒にきていた
91歳のひいおばあちゃんは、感極まりながら拍手をおくり続けていました。
ゴールは再び鷹合公園。歩き切った鷹合っ子の勇姿に拍手が送られ、
子ども達はご褒美のお菓子を受け取りました。
4年生男子「太鼓を叩く時手が痛かったけど、お菓子が楽しみ。」
3年生女子「前の人の足を踏みそうになったり、大変だったけど楽しかった。」
疲れが吹き飛んだのか、公園で再び遊び始めた子どもたちです(笑)。