大和川をきれいに⇒大和川をきれいなままで
- 公開日
- 2018/11/02
- 更新日
- 2018/11/02
4年生
今日は、昼からやたなか小中一貫校に行って、大和川博士から大和川のことについて、いろいろと教えてもらいました。
いきなり博士からの質問。「大和川は汚れていると思いますか?思いませんか?」それに対して、多くの子供たちが「汚れている!」と答えましたが、正解は「汚れていない。」でした。確かに、昭和40年前半は全国でも指折りの汚れた川でしたが、現在はきれいになりつつある川だということです。
では、なぜ汚れ、なぜきれいになったのか。どうすればきれいなままの大和川を保つことができるのか、考えていきました。
大和川を汚す一番の原因は、工場排水ではなく家庭から出る生活排水で、なんと70%を超えているそうです。そこで、汚れた生活排水を減らす方法を、たっくんとみっちゃんが劇を通して楽しく教えてくれました。キーワードは『知恵と工夫』!汚れた皿はへらで汚れを取ってから洗う。洗剤を使わずアクリルたわしを使う。お茶やジュースは残さない。米のとぎ汁などは花壇にまく。などなど。ちょっとした知恵と工夫で、川を汚す原因となる生活排水を減らすことができます。
大和川博士が最後に言っていた「川の水をきれいにするということは、川に住んでいる魚などの生き物、川辺に生える植物の命を守るということ!」が印象的でした。
この学習をきっかけに、子供たちができることをお家の人も巻き込んですることができればと思います。