大和川を大切に!
- 公開日
- 2018/11/06
- 更新日
- 2018/11/06
4年生
先週の金曜日、大和川博士からいろいろなことを教わって大和川を大切にしていこうという学習をしました。今日は、国土交通省大和川河川事務所の人に来ていただいて、さらに大和川のことについて学習を深めました。
大和川の歴史や防災、治水に関すること、昔の大和川では子供たちがみんな楽しそうに泳いでいたこと、20〜40年ほど前はごみが散乱したり、川の色が茶色になったり、あぶくがいっぱい浮いたりしてとても汚かったこと、最近はみんなの努力でずいぶん水がきれいになったことなど、たくさんのことを教えてもらいました。
ただ、水がきれいになったということですが、実際どれほどきれいになったのかということがわかりません。そこで今回は、水質検査を実際に行って調べました。4種類の水(A;大和川の水,B;学校のうさぎ小屋の横の池の水,C;水道水,D;水道水にしょう油を1滴だけ混ぜた水)を用意し、薬品を使って調べると、一番汚い水はなんと、Aの大和川の水ではなく、Dの水道水にしょう油を1滴だけ混ぜた水でした。つまり、生活排水が水を汚くする大きな一因であることがわかりました。
そこで、生活排水を少しでもきれいにするために、「食べ物や飲み物は残さない」「食器についた汚れはまずふき取る」「汚いものを流さない」という、子供たちにも簡単にすぐできることを教わりました。
一人一人の日々の小さな積み重ねが、大和川を大切にすることにつながります。ぜひ、子供たちと共にご家庭でも取り組んでいただければと思います。