学校日記

校長室だより-5月2日の児童朝会での話

公開日
2016/05/06
更新日
2016/05/06

学校日記

児童朝会やさまざまな場で児童に話したこと、日々の雑感等を、校長室
だよりとしてお知らせしていきたいと思います。今回は、5月2日の児
童朝会で話した内容を記載します。(平山)

本日は新年度第1回目の児童朝会です。あいさつの話をしたいと思います。
今日も、正門の前に立って、皆さんに朝のあいさつをしました。元気な
あいさつができていた人、できていなかった人、それぞれでしたが、昔に
比べて全体的にあいさつができる児童が多くなってきています。これは、
児童会や委員会でスマイルプロジェクト(朝のあいさつ運動)を頑張って
いることが大きな力となっています。

あいさつの大切さは、山に行ったときにも分かります。山では、登ってい
く人と下る人がすれ違うとき、知らない人同士でもみんなあいさつを交わ
します。山というのは、私たちがふだん住んでいるところよりも厳しい環
境で、事故が起こったときはその場にいる人の協力や助けが何よりも必要
となります。私たち人間は、他の人たちがいるから生きていけるのだとい
うことを強く思い知らされる場所だからこそ、自然としっかりとしたあい
さつが行われているのかもしれません。山でなくふだんの生活でも、われ
われはほかの人に助けられて生きているということを思いだして、まわり
の人に感謝の気持ちをこめて、気持ちのよいあいさつができるようになり
たいですね。

あいさつとは「人と会って大きな声を出すだけ」ではありません。
「あいさつの心」が大切です。あすは運動という運動があるそうです。
あ:ありがとうございます す:すみません は:はい こうしたことば
を適切なときにしっかりと口に出して言えるようになりましょう、という
運動です。そうです、「あいさつの心」とは「感謝の心、申し訳ない気持
ちなど、自分の素直な心の中を、相手にしっかり伝わるように形にする」
ことだと思います。「あいさつの心」を大切に、これからも元気で気持ち
のよい朝のあいさつを続けていきましょう。