【校長室だより】5月7日の児童朝会
- 公開日
- 2018/05/10
- 更新日
- 2018/05/10
校長室だより
ゴールデンウィーク明けのこの日は、大阪市の学校全体で設定している「いじめについて考える日」でした。高山先生と私でいろいろな話をしたのですが、そのうちの1つを紹介します。
「去年のことですが、朝玄関であいさつをしていると、一人の男の子が『先生、目変やで』と言ってきました。『そうかなあ』と返事すると、『うん、やっぱり目変やで』とその男の子は言いました。みんなは、先生みたいに、朝いきなり友だちから『今日目が変やで』と言われたら、どんな気持ちになりますか?」
ほぼ全員が『嫌な気持ちになる』と答えていました。
「先生も最初は少し嫌な気持ちになりました。でも、途中から少し嬉しい気持ちになったんです。なぜかわかりますか?それは、『今日目が変やで』と言うことは、毎日先生の顔、目をしっかり見てくれているんです。毎日見ているから、今日目が変だということに気づいてくれたんだと思います。
友だちと話していて、『どうしてそんなことを言うのかな?』と考えることは、大切なことなんですよ。」
友だちとのかかわりの中で、相手の気持ちを考えること、それを大事にしてほしいなあと思います。