学校日記

今日の一言 6月7日 本を読もう!! 【5】アインシュタイン

公開日
2019/06/07
更新日
2019/06/07

校長雑感 一隅を照らす

E=mc²

この式を初めて見たのは、広島市立幟町中学校1年生の物理の最初の授業の時。もう四十数年前になります。
(この中学校では、物理の最初の授業で必ず、核爆発の原理について教えていました。)

「E=mc²」は、とても不思議な、魔法の文字のように見えたことを今でもよく覚えています。

それ以来、「アインシュタイン」という名前は、私の中で特別な存在になりました。

・・・

加美小の学校の図書室にも、もちろん彼の偉人伝があります。
エジソンもそうでしたが、偉人と呼ばれる人は、なぜ学校と相性が良くないのでしょうか。

「本物の知識とは
 学校で学んだことを
 すべて忘れたあとに
 残るものです。」
 
 引用:アインシュタイン(ポプラ社)P99

語学が不得意だったアインシュタインは、学校でずいぶん苦労したそうです。

***

「光と同じ速さで、光線の中を走ったらどうなるんだろう?」

彼が16歳の時の、この空想が有名な相対性理論を発見するきっかけになったそうです。

その後
「光線の先端に乗っているときに、鏡を自分の顔の前に持っていたら自分の顔が映るだろうか?」
それまでの物理の理論では、鏡には自分は映らない・・というのが定説でした。

でも彼は、「違うのではないか」と直感的に感じたそうです。
後に彼は、この直感から相対性理論にたどり着いたと言われています。

「発明というものは、理論的な考えが作る“製品”ではないのです。最終的に出来上がった製品が、理論と深く結ぶついているというのもまた事実ですが・・・」

引用:アインシュタイン・ファクター(きこ書房)P.27

***

〇想像力は 
 知識よりも大切だ
 知識には限界がある
 想像力は
 世界を包み込む

〇怒りは愚か者の
 心の中にだけ
 存在するものです。

〇どうして自分を責めるのですか。
 ほんとうに必要なときは
 誰かがせめてくれるから
 いいじゃないですか。

〇わたしに
 特別な才能はありません。
 熱狂的な好奇心が
 あるだけです

引用:アインシュタイン (ポプラ社)P.98-112