「字を速く書くと　きれいに書けないなぁ」

月曜日・・校長室に来た４年生の女子。
学級で新聞をつくるため、校長先生にインタビューです。
新聞記者よろしく、質問をしてはすばやくメモをとります。

ゆっくり丁寧に書くと、
とてもきれいに上手に書くことができるこの子たち
でも　速く書くと　うまくいきません。

「んー、うまく書けないな・・」

・・・

「ちょっと待って、見てほしい本がある。」


校長室の本棚から取り出したのは

　　　≪倭　漢　朗　詠　集≫　（写真をご覧ください）

「わーっ、きれい！！」

　　そうでしょ、きれいだね。
　　たぶん速く書いてるんだと思う。
　　でも　こんなにきれいに　書くことができるんだね。

＊＊＊

それからというもの　毎日

あのきれいな字みせて・・と

キラキラ、わくわくした笑顔が校長室に来ました！！

＊＊＊

できる限り多くの美しいものを
子どもたちの身の回りに置いてあげたい
そう　思うのであります