学校日記

今日の一言 8月27日 本を読もう! 【14】 星の王子様

公開日
2019/08/27
更新日
2019/09/18

校長雑感 一隅を照らす

毎年、夏休み前(八月初旬)になると、時間ができたら読むぞっ・・と思っていた本を物色に本屋さんに行きます。

目当ての本も購入するのですが、他にも読書欲をかきたてられる本がたくさん並んでいます。衝動買いしてしまったのは、もう何回読み返したかわからないほど読み込んでいる。「星の王子さま(サンテグジュペリ)」です。

私が持っている本は、古いもので訳の文体も、やや時代を感じるものでした。
今、本屋さんに並んでいた「星の王子さま」は、装丁も魅力的です。訳者は、私の知っている人ではありませんでした。3冊、手に取ってみると読みたくなってしかたなくなりました。

***冒頭の部分***

「6歳の時、原生林のことを書いた『ほんとうの物語』という本の中で、ぼくはすばらしい絵に出会った。それはボアという大きなヘビが動物を呑み込もうとしているところの絵だった。ここにあるのがそれの写しだ。」

「僕が六歳だったときのことだ。『ほんとうにあった話』という原生林のことを書いた本で、すごい絵を見た。猛獣を飲みこもうとしている、大蛇ボアの絵だった。再現してみるなら、こんなふうだ。」

「六歳のとき、原生林について書かれた『ほんとうの話』という本で、一枚のすばらしい絵を見たことがあった。描かれているのは一頭の獣をのみこむ大蛇ボア。こんな感じの絵だ。」

(上から 集英社-新潮社-角川文庫)

***

みなさんなら、どの『星の王子さま』を読みますか?

・・・

私は、悩んだので3冊とも買ってしまいました。

しかし、なんと印象が違うことでしょうか。
特に「砂漠に不時着した主人公『ぼく』」は、訳者の個性が表れているようです。

主人公『ぼく』に対する3人の訳者の想いが伝わってきます。

***

こうして、始まった夏休みでしたが、
次に読み始めたのは、仕事がらみの本ばかりとなりました・・・

(つづく)