学校日記

今日の一言 11月9日 ≪論語≫2  やるべきことをやってから学ぶ

公開日
2019/11/09
更新日
2019/11/09

校長雑感 一隅を照らす

【行ないて余力あれば、則ち以て文を学ぶ】
(学而第一)

現在、「学校教育の評価は、学力(数値評価)が前面に出る傾向が強い」と思われている方が多いのではないでしょうか。

もちろん、「読み書きそろばん」は、とても大切です。けっして軽んじてはいけません。
同時に、その「読み書きそろばん」と同等か、もしくはそれ以前にやるべきことがあるのではないか。
論語は、そんな示唆を与えてくれます。

・・・
親に対しての接し方や、年長に対して敬う態度、自分をわきまえ、謙虚な姿勢でまわりの人たちと付き合うことができるようになることが、まず大事である。
・・・

論語の読み方は、簡単ではなく、一様にこうであると解釈することが難しいのですが、このような解釈があります。

引用:「くり返し読みたい論語」リベラル社

小学校で言われ続けてきた、「知育・徳育・体育のバランスのとれた教育」
その中の「徳育」
大切にしていきたいと思います。