学校日記

今日の一言 3月21日 避難訓練=最も大切な学校教育活動

公開日
2020/03/21
更新日
2020/03/21

校長雑感 一隅を照らす

「避難訓練は、学校教育活動の中で、最も大切な活動です」

「なぜなら、皆さんの命を守る活動だからです」

「500人以上の子どもたちが、一斉に避難することは簡単ではありません。学校で、君たちを守るのは先生です。先生の指示が聞こえるように一言も話をしません。」

「日本は、ほかの国に比べて、自然災害の多い国です。だから日頃から訓練が必要です」

・・・

避難訓練の時には必ず、子どもたちに言っていることです。

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短絡的かもしれませんが、こんな風に考えたことがあります。

−なぜ、日本の学校教育は、欧米と違って、行動規範を重んじる教育をするのだろうか?

 ↓
 
 それは、自然災害が多発するからではないだろうか・・・


・・・

正体の未だ分からないウイルスに対して、私たちは不安を抱えながらも、一人ひとりが、とにかくできることをやっていこうとしています。

(日本の対応を非難する人の声が大きく聞こえてきますが)
私の周りの人たちは全員、より良い方法を一緒に考え、行動する人ばかりです。

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学校で日頃から実施している避難訓練は少なくても、
一学期に一度、年3回。
過去に大きな災害のあった週の全校朝会では、必ず校長講話で自然災害、避難訓練、命の大切さについて話します。おそらく、全国の学校が同様の活動をしていると思います。

・・・

COVID-19の嵐が過ぎたとき、

「あの時、みんな頑張ったよね。」
「どこの国より日本(の人たち)の対応は素晴らしかった」

きっとこのように言える未来が来ることを信じています。


(写真:3学期・2月5日の避難訓練より)