学校日記

今日の一言 4月21日 「暗かったら窓をあけろ」

公開日
2020/04/21
更新日
2020/04/21

校長雑感 一隅を照らす

私のメンターのひとり、中村天風。

彼の言葉です。今の私のこころに響きます。

「暗かったら窓をあけろ」
苦労したり、悩んだり、人を憎んだり、怖れたり、悲しんでいるとき、気持ちいいですか。

あんな嫌な気持ちなかろう。その嫌な気持をなぜ心にさせるんだ。喜ばしてやれ。しじゅう楽しく考えさせてやれ。それが心に対するあなた方の義務だぜ。
暗い方面から、嫌な方面から人生を考えりゃあ、世の中に明るさ、何にもないわ。暗かったら窓を開けろ。光がさしてくる。

***

出口が見ない不安、解決策がはっきりしないもどかしさ、無力感・・・こんな時は、自分を責めるだけではなく、人を責めたり、世の中のせいにしたり(実際、COVID-19が悪者ですが)してしまう傾向が強くなるそうです。

天風のことばに叱咤されました

「暗かったら窓をあけろ」

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「絶対積極」
心がその対象なり相手というものに、決してとらわれていない状態、これが絶対的な気持ちというんだよ。何ものにもとらわれていない、心に雑念とか妄念とか、あるいは感情的ないろいろの恐れとか、そういったものが一切ない状態。けっして張りあおうとか、対抗しようとか、打ち負かそうとか、負けまいといったような、そういう気持ちでない、もう一段高いところにある気持ち、境地、これが絶対的な積極なんですぜ。

(天風 一日一語から)