Wer immer strebend sich bemüht,
Den können wir erlösen

懸命に努力する人は救われる・・・という意味です

長い長い「ファウスト」の物語の終わりに出てくる天使たちの「名台詞」、
その意味するところは、深淵です。

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何のために生きているのか？
人生の喜びとは何なのか？
幸福とは何なのか？

悩み続け、考え続け、葛藤の末に見つけた「命がけの目標」

・・・

がむしゃらに頑張ります。

しかし、いったん目標に到達すると、
なんだかこれじゃないような気持ちになる。

昨日まで、この目標に到達できるのなら、
死んでもいいと思っていたのに、
手に入れてみると、それが色あせて見える。

・・・

懸命な努力が続きます

じゃあ、これはどうだ！

　　　　　いや、これじゃない・・

では、これなのか！

　　　　いや、やはり　これでもない・・・

果てしなく繰り返されます。

　　　どんなに努力しても「喜び」「幸せ」を　
　　　　　　　　　　　　つかむことができません。

・・・

やがて　時は過ぎ去り・・・

いよいよ　
終わりの日がやってきます。

何かを成し遂げることができたのだろうか・・・

私は、何者だったのだろう。

天使たちに導かれ　天国へ　昇っていきます。

・・・

その時、天使はこのように言うのです

誰も自分が何者か知らない。
霊性の高みに到達していても、それを気付くことはない。絶えず努力するものを、私たちは、救うことができるのだ

＊＊＊

いつの間にか救われていたのかもしれません。

もう　すでに

幸福なのかもしれません。
喜びの真ん中にいるのかもしれません。

あなたは、ただ、それに気づいていないだけではありませんか