「翻弄されてしまっている」というのは、現在のような状況でしょうか。
そうだと気づき、恥ずかしさでいっぱいになりました。
「主体的であり続けなければならない!!」
こういう時には「これだ!」と、いつもの本を手に取りました。
「7つの習慣」(スティーブン・コビー著 キングベア出版)です。
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自分がどのくらい主体的な人間か自覚する素晴らしい方法がある。自分の時間とエネルギーを何にかけているか目に向けてみるのだ・・・
関心の輪を描いて、関心を持っていることと、知的にも感情的にも特に関心のないこととを分けてみよう。関心の輪の中に、自分がコントロール「できるもの」と「できないもの」とがあることに気づくだろう。
自分の時間と労力を主にかけているのはどちらだろうか。それによって主体性の度合いがわかる。
主体的な人間は、「できるもの」=自分が影響を及ばせる物事に働きかける。一方、反応的な人(主体的ではない人)は、「できないもの」=自分が影響を及ぼせないことに労力をかける。他者の弱み、周りの環境の問題点、自分にはどうにもできない状況に関心が向く。
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大阪市長の意志決定が、「自分がコントロールできるもの」のはずがありません。
主体的であるためには、校長として「コントロールが可能で、影響を及ぼすことができること」だけに集中しなければならないのです。
主体的になることで初めて、子どもにとっても、保護者にとっても、教職員にとってもWinWinとなる≪解決策≫を見つけることができるでしょう。