悪天候や台風の日には「臨時休業」を想定して対応をします。
大阪での対応にも、ずいぶん慣れてきましたが、昔を思い出すことがあります。

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ミュンヘンの学校で勤務していたので、ドイツの学校の「臨時休業」に詳しくなりました。

ミュンヘンを州都とするバイエルン州。
ここにも休業（Unterrichtsausfall ）の規定があります。
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https://www.km.bayern.de/eltern/was-tun-bei/rechte-und-pflichten.html

保護者対象のページの「権利と義務」の項に記載されています。


所変われば・・・・で、バイエルン州には「嵐、ひょう、悪天候の際」の規定があります。ただし、休業にするかどうかの判断は、各市町村レベルの教育委員会（Ｓｃｈｕｌａｍｔ＝直訳は学校局）にあたる組織が決定します。朝６時のバイエルン放送局のニュースで、休業となる地域が読み上げられます。休業になりそうな日の朝のラジオニュースは聞き逃せません。
放送局のインターネットで同じ情報を得ることができます。

１０年間の学校勤務の間で、ただ一回「風のため午後から学校を閉じるケース」を経験しました。大きなカスターニエの街路樹が倒れ、路面電車や自動車が通行できなくなるなど、徒歩での帰宅も危なくなりました。
「悪天候」には、Schneefreiという、積雪や路上凍結のための学校休業もあります。

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そして、なんと「Hitzefrei＝暑さによる学校休業」なんてお休みもあります。

暑さで学習に支障があると学校が判断すれば「お休み」または「下校」となります。
十数年前、我が家の子どもたちも小学生のころ、突然帰って来たということが、年に何回かありました。


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ともかく、天気が良くなることを願うばかりです。