校庭の朝礼台にのぼり、おはようございます！と５２０名ほどの子どもたちにあいさつをしました。

その時、少し大げさに
「あっ！　忘れ物をした！ちょっと待ってください」
と言って、朝礼台を降り、忘れ物を取りに行く・・・という演技をしました。

（子どもたちはざわざわっとしています。忘れ物を取りに行った時間は、ほんの１０秒ほどですが、とても長く感じました）

「忘れ物をしてしまったので、君たちを待たしてしまうことになりました。ごめんなさい。みんなを待たせたこの時間は、皆さんにとって、二度と繰り返されることのない大切な時間でした。時間は、命のことです。私は、忘れ物をすることで、皆さんの命の一部を無駄したことになるのかもしれません。」

「忘れ物をする。自分が持っていこうと決めたことを忘れる。‥と言うのは、自分との約束を忘れることにも似ています。繰り返していると、自信がなくなります。時間も無くなります。逆に、自分との約束を守り、忘れ物をしなくなると、時間の無駄づかいが無くなります。自信も出てきます。」

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忘れ物・・・・たいしたことないと思っているかもしれませんが、
忘れ物をしないということは、とても大切なことかもしれませんよ。