学校日記

今日の一言 8月28日 時代

公開日
2020/08/28
更新日
2020/08/28

校長雑感 一隅を照らす

人事評価制度というものが大阪市にはあります。

教職員のパフォーマンスを評価する制度です。
年度当初に私も含めた全教職員が目標をたてます。
そして、期初面談で上司にあたる人とその目標について話し合います。
私は、加美小学校の教職員の皆さんと面談をします。

その時に、必ず問いかける内容があります。

「あなたの人生にとって、もしくは、あなたが退職するまでの職業人としての人生にとって、この加美小学校をどんな時代にしたいか」という質問です。

ある人が言いました。

「人生が終わるころに自分の伝記を書こう!」

今をしっかり見つめながら、生きていれば伝記を書くことができるかもしれません。
◯◯時代と自分で呼ぶことができる何かを持つことができるかもしれません。

・・・

7年前、私がまだドイツにいて、日本に帰ろうと思っているころから、日本の政治の中心にいて、世界の中でも、いろいろな意味でステータスを持っていた人がその職を辞する決意を表明しました。

在外にいると日本のトップの人の動静が如何に世界に影響を及ぼすか感じることができます。その人が作る時代を感じながら生きてきたといっても言い過ぎではない程です。

・・・

コロナ禍の中、次の時代に移っていくのでしょう。
「どんな時代になるのか」と人ごとのように言うのではなく、

「どんな時代にしていくのか」
私たちが、世界を創っていくんだという想いが大切なのだろうと・・・