学校日記

今日の一言 3月5日  子どもが本当に欲しいのは

公開日
2021/03/05
更新日
2021/03/05

校長雑感 一隅を照らす

◯要求をぶつけ、それがどの程度とおるものなのかを試すことによって、じぶんを守る器の強度をはかっていることも多いからだ。自分が無茶を言っても、ちゃんと壁になって度が過ぎないように守ってくれる相手がいることはとても大事なことである。それがあってこそ、子どもは安心して自由に自己表現ができる。

「子どもの自由を尊重しているのだ」といった大人の思惑とは逆に、子どもの方は「自分は本当に守られていない」といった不安や不満を抱くことも多い。

◯本当の自由を子どもに与えるためには、大人はかなりのエネルギーを使わなくてはならない。

◯子どもが本当に欲しいのは、自分に対してエネルギーを賭けて対峙してくれる相手なのだ。

「生きにくい子どもたち 岩宮恵子著(岩波書店)」P.64/65

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もうすぐ卒業式です。

6年生たちの顔をおもいだしながら、振り返ります。
私たちは、子どもたちに対して
エネルギーを賭けて対峙してくれる相手に
なっていただろうか・・と。

あと2週間