学校日記

今日の一言 5月6日 番外編(6) 教師への信頼

公開日
2021/05/06
更新日
2021/05/06

校長雑感 一隅を照らす

『子供たちの現状と未来を見据えた視野から、学校教育の中核となる教育課程の改善を目指す改革の方向性は、国際的な注目も集めているところであり、我が国の子供たちの学びを支えるとともに、世界の子供たちの学びを後押しするものとすることが期待されている』。
この文章は、「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」からの引用です。
我が意を得たり!!
私が日本に帰ってきてから思い続けていたことを見事に表現してくれました。日本、そして大阪の教育が期待されているレベルを明確に示しています「世界の子供たちの学びを後押しする・・」。なんと勇気づけられる言葉でしょうか!このレベルを求められていることは、すなわち学校の教育と先生たちへの信頼の表れだと思い、わたしはとてもうれしくなりました。
日本の教育のこれまでの実践や実績、それを更に改善するべく改革する方向性は、まさに国際的な注目を集めています。世の中には、日本のことや日本の教育がよくないという風潮があります。「すべてをゼロから見直すイノベーションをしよう!・」
という議論も耳にします。
しかし、この答申に書かれてある「日本の教育に対する自信、しっかりとした評価」が、私のドイツにいたときの感覚にマッチします。わたしたちは改革していかなくてはいけませんが、自分自身を否定する必要はないのです。
・・・
■今日の一言 10月3日 子どもたちに伝えたいこと■
実は、君たちのまわりには「美しいこと」や「楽しいこと・ワクワクすること」がたくさんあります。「ワクワクすること」を見つけるためには、ちょっとだけ勇気を出して「やってみること」。「つまらない。できない。」と決めつけないで「やってみること」です。必ず「ワクワクすること」が見つかります。そして君のまわりは、いつのまにか「美しいこと」や「すばらしいこと」「楽しいこと・ワクワクすること」ばかりになっていることでしょう。
(引用:日本教育新聞・平成30年5月28日 ”心に響く校長講話”)