「あしたの４時間目に、音読発表会があります　ぜひ来てください」
そう言ってくれた意味がよく分かりました。
とても素敵な音読をしてくれました。
音読を聞かせてくれたのは、今日は２回目ですね。
１回目の時にも言いましたが、音読を聞けば、その文章をどのくらい理解しているかわかるものです。今日の音読は、皆さんがどれだけこのお話の内容を理解しているかよくわかりました。

そして、ちょっとせつない気持ちになりました。
この「走れ」というお話のクライマックスは、お母さんと弟が、主人公を応援する場面です。「がんばれ！」「がんばれ！」という声を聞いて、主人公は走ることが得意ではないのに、『どこまでも走ることができる・・』と思えたんですよね。

校長先生は、昨日のプール学習のことを思い出しました。
水しぶきの音しか聞こえないプール。
本当は、みんなも、大声で友だちのことを応援したかったし、大声で友だちに応援してほしかったんだよね。だけど、その気持ちをぐっと抑えて、きみたちは、心の中で、大声で、応援していたんだよね。そう気づきました。

なぜなら、今日の朗読で「がんばれ！」と言うセリフが一番声が大きくて、はっきりしていて、校長先生の心まで飛んできたからです。みんなが、今、一番したいこと、したかったことが、この朗読を聞いて伝わってきました。


今日は、すばらしい朗読を聞かせてくれて、ありがとう！！