論ずる事、信ずる事が正反対であっても、心誠に、真理を求むる者は、皆兄弟、皆同士。
（新渡戸稲造）

オリンピックのこと、感染症対策のこと、他にも様々なことについて、賛否に分かれ大議論が繰り広げられています。残念ながらその様子は、敵同士（かたきどうし）のよう。言い争うという表現がぴったりするほどです。昨日まで穏やかな関係だった人たち同士でも・・・。

そいう時、この新渡戸稲造の言葉からは、相手を人として信じようとする祈り、願いのようなものを感じます。更に兄弟・同士と思ってもらえるように、何より自分自身が真理を求める者として在り続けようという強い意志を読み取ることができます。

オリンピック、感染症対策、他にも様々な課題が・・・・
でも、皆兄弟・皆同士であることを忘れないようにしたい、そして兄弟・同士として未来において「お互い頑張ったね」と言い合える関係でいたいと願うばかりです。
（新渡戸稲造の言葉の引用は、学校に定期的に送られてくる小冊子からです）
写真：Wekipediaより