学校日記

今日の一言 10月25日 昔の歌(1)

公開日
2021/10/25
更新日
2021/10/25

校長雑感 一隅を照らす

天の海に 雲の波立ち 月の船
星の林に こぎ隠る見ゆ

秋萩の 枝もとををに 露霜置き
寒くも時は なりにきけるかも

***

言葉の響きも、浮かぶ情景も心に染みてきます。
やっと万葉集の美しさが、少しばかり分かるようになってきたのでしょうか。
「大和ことば」は、感情を表す、すばらし言葉です。
漢文や西洋の言語は、隙間のないビシっとした言葉なのだと思いますが、心がぎすぎすすることは、ありませんか。私は、最近しんどくなります。

ふわっとした世界に漂っていては、ダメなんでしょうか?
子どもたちをみていると、言葉に支配されない領域で遊んでいるような自由さを楽しんでいるように思います。
それに比べ、大人はどうなのでしょうか。
(写真引用:Wikipediaより)