今日の一言 2月25日 チベットの鐘
- 公開日
- 2022/02/25
- 更新日
- 2022/02/25
校長雑感 一隅を照らす
教職員のお休みで、大変な一週間でした。ここ何週間は、感染症対策の制度上、順番にお休みをとらざるを得ない状況でした。誰が悪いわけではなく、現在の制度では出勤できません。歯が抜けたような人員で学校活動を維持しています。出勤している先生方がフル回転です。つぶれないか心を痛めています・・・(休んでいる先生が悪いんじゃないですよ!明日は我が身です。)
ということで、私も3年生の音楽の授業をすることになりました。ご安心ください!中学校と高等学校の音楽の免許を持っているので、授業をすることができます。授業時数にカウントすることもできます。
組曲「アルルの女」から“カリヨン”を鑑賞する授業でした。
鐘の音を模倣したホルンが三拍子のパターンを高らかに鳴らし始めるとそれを伴奏に村人に踊れと言わんばかりに躍動するメロディーを弦楽器が奏でます。子どもたちも体を揺らしながら聴いていました。
・・・
鐘といっても、日本やアジアとヨーロッパとではずいぶん異なります。
授業の導入では、子どもたちには、いろいろな国の鐘の音を聴いてもらいました。チベット・日本・イギリス(ビッグベン)・フランスの鐘です。
一番好評だったのは、チベットの鐘です。倍音を多く含んだその音色は、癒しそのもの。
給食の後の5時間目の授業だったので、「目をつむっていいよ。何なら寝たってかまわないよ。」と言うと本当に気持ちよさそうにその音色に浸っている様子が見られました。
授業の最後には、少々疲れ気味の子どもたちに、「チベットの鐘、もう一度聴こうか」と、しばし瞑想タイム。終業のチャイムとともに静かに授業が終わりました。
* * *
チベットの鐘のような音の世界は、現実の世界から少しだけ宙を舞うような時をくれるような気がします。子どもたちも、ちょっとした無重力空間を体感していたのかもしれません。
鐘の音には、コロナも、さすがに影響を及ぼすことはできなかったことでしょう。
(蛇足ですが、「アルルの女」のお話は、あまり小学生向きではないと思います。「カルメン」そうですが、フランスのこの手のお話は、ヘビーです。)