学校日記

今日の一言 2月28日 『大学』『学問のすゝめ』

公開日
2022/02/28
更新日
2022/02/28

校長雑感 一隅を照らす

2月28日の校長講話は、次の文言を引用しています。

その1『大学』から(岩波文庫)

古の明徳を天下に明らかにせんと欲するものは先ずその「国」を治む。
その国を治めんと欲するものは先ずその「家」をととのう。
その家をととのえんと欲する者は先ずその「身」を修む(おさむ)。
その身を修めんと欲する者は先ずその「心」を正す。
その心を正さんと欲する者は先ずその意を「誠」にす。
その意を誠にせんと欲する者はまずその「知」を到む(きわめる)
知を到(きわ)るはものに至るに在り。

物いたりてのち、知きわまる
知いたりてのち、意誠なり
意誠にしてのち、心正しい
心正しくしてのち、身修(おさ)まる
身修まりてのち、家ととのう。
家ととのいてのち、国治まる。
国治まりてのち、天下平らかなり

その2『学問のすゝめ』(講談社学術文庫)
人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり。身に才徳を備えんとするには、物事の理(ことわり)を知らざるべからず。物事の理を知らんとするには、字を学ばざるべからず。これすなわち学問の急務なるわけなり。