【3年生】特別の教科 道徳 8月30日
- 公開日
- 2022/08/30
- 更新日
- 2022/08/31
3年生
「道徳科」には、「特別の教科」という言葉がついています。
「特別な教科」とは、どういう意味なのでしょうか?
少々長いのですが、学習指導要領から書き出します。
↓
『学校における道徳教育は、特別の教科である道徳を要として学校の教育活動全体を通して行うものであり、道徳科はもとより各教科、外国語活動、総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの特質に応じて、児童の発達の段階を考慮して、適切な指導を行うこと』
要するに、「道徳教育は学校教育の要であり、その要である道徳を扱う教科は特別である」と理解できます。
内容は、四つの視点でまとめ、示されています。
A 主として自分自身に関すること
B 主として人との関わりに関すること
C 主として集団や社会との関わりに関すること
D 主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること
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今日は「B 主として人との関わりに関すること」と「C 集団や社会との関わりに関すること」の二つの視点での授業でした。
今日の授業の指導の観点は、おおよそ次の二つです。
「友達と互いに理解し、信頼し、助け合うこと。」
「みんなで協力し合って楽しい学級や学校をつくること。」
なかなか、難しい内容を取り扱っています。
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道徳は、哲学の入口の要素が多分にあるように思います。
「自分という存在は何か。実在とは何か。」「どのようにそれが正しいと認めるのか。」「良いこと、悪いこととは何か。」「社会集団の中でどのように倫理を活用するのか」などなど。
(引用:図鑑哲学Newton Press)
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道徳教育=道徳科は、正に教育の要なのだと思いながら。授業をみていました。