学校日記

今日の一言 2月20日 愛のスタートは家族

公開日
2023/02/20
更新日
2023/02/20

校長雑感 一隅を照らす

いま着ているものよりもっといいものが着たい
きょうの食事よりももっとすてきな食事をしたい
現在の家よりももっと広いところに住んでみたい
もっといい暮らしを

そのことが父親の頭の中にいっぱい
そのことが母親の頭の中にいっぱい

子どもに友だちがひとり増えたことを知らない
もう一人の子どもが新しく覚えた遊びを知らない

二人のこどもも話さない
四人ともそれぞれの時間がふえていく
その分、向かい合うお互いの時間が減っていく

一番身近にいる人の本当の悩みにも
喜びにも、苦しみにも気がつかなくなっている
いつでもすぐ近くにいる人の本当の姿が見えなくなっていく

愛のスタートは家族
本当に愛して、本当にあいされて家族
(マザー・テレサ)

・・・

学校は・・・

「読み・書き・そろばん」の勉強をするところ。
「社会性・行動規範」を身につけるところ。
「できないことをできるように」するところ。
「世の中捨てたもんじゃないよ」とわからせるところ。
「世の中厳しいよ」とわかるところ。
「未来の社会を創る子どもたちに、必要な力をつける」ところ。

いろいろ言われています。
もちろん法律(学校教育法・第二十一条)ではもっと正確に学校教育の目標は示されています。

学校教育法をご参照ください。

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=322AC0000000026

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学力には、「目に見える」学力と「目に見えない」学力があります。簡単に「計ることのできる」学力と「計ることのできない」学力があります。

学力テストを代表とする「見える学力を向上させる」ためには、目に見えない学力、計ることのできない学力が重要であるという説があります。
(「学力の経済学」中室牧子著)

「目に見えない学力、計ることのできない学力」とは、「行動規範・心がけ・優しさ・思いやり・自制心・やりぬく力・打たれ強さ・・」
・・などなどです。

しかし、このような力を付ける前提として、子どもたちの周りの大人たちが、マザーテレサの言葉のように、子どもたちの「本当の悩み・喜び・苦しみ」に気付くことができることが大切なのだと思います。