音に集中して・・・
- 公開日
- 2022/07/05
- 更新日
- 2022/07/05
お知らせ
令和4年7月5日(火)3年 ちがいをみとめ合う学び
子どもたちは目の不自由な方との学びを行いました。
「目が見えなくて困ること」や反対に「目が見えなくてラッキーなこと」を教えてもらいました。ラッキーなことの中には、「気持ち悪い生き物やいやなものは見なくて済む」や「にらめっこで負けない」や「人前で緊張しにくい」など子どもたちにとっては、想定外の答えもありました。
後半には、体験活動として、目隠しした状態で目が見えない感覚を体験しました。目隠しのまま、物をあてたり、自分の名前を書いたりしました。また、音を聞いて、何の音なのかを考えます!目的地につくための音声や踏切の音や信号の音などを体感しました。特に横断歩道の縦と横で音の種類が違うことを始めて知りました。
さらに、黒板に書かれた文字を、書く音だけで想像したり、硬貨のお金をにぎってその種類を当てたりするなど、様々な見えない人の体感を経験しました。
子どもたちにとってはゲーム感覚の学びの中から、ふだんは考えない目の不自由な人の感覚を体験することができました。最後には、オセロやサイコロやメジャーなどで目の不自由な人のための製品の工夫を教えてもらいました。さらに!びっくりしたのは、コップの水があふれない音の出る機械や色を識別する装置なども紹介してもらいました。
今日の学びが互いの違いを認め合える人権意識のひとつとなって、子どもたちの経験値になればと思います。講師の先生方、ありがとうございました。