学校日記

任せて!見守り!信じる!

公開日
2022/07/10
更新日
2022/07/10

お知らせ

令和4年7月10日(日)週末コラム
「できるリーダーは、これしかやらない」(伊庭正康著 PHP出版)より、

同じ業務でも「やらされている」と感じる人と、「やりたいからやっている」と感じる人がいる。この違いは、能力の問題ではなく、「自分の意思で決めたかどうか」で決まる。上司が良かれと思って細かく言うほどに、部下はやりたくなくなる。
部下から質問を受けた時、すぐに答えを言ってあげたくなりませんか?でも、答えを先に言うのは、得策ではありません。
自主性を促すなら、「自分が、考えて決めた」といった感覚が極めて重要だからです。この感覚を「自己決定感」と言います。(中略)自己決定感にも段階があるのですが、「内発」「統合」「同一化」といった「自分で決める」という感覚を持ってもらうことが、主体性を引き出す上では重要。つまり、細かくアレコレと指示をする上司より、考えさせてくれる上司のほうが部下は主体性を発揮することが、学問的にも証明されているのです。

この話の中の「上司」を「親や教職員」に、「部下」を「子ども」に置き換えて、読み直してください。

子どもの主体性を引き出すためには、与えるだけでなく、教えるだけでなく、任せて、見守り、信じることが大事なのでしょうね。