どうしたい?どうする?
- 公開日
- 2022/07/31
- 更新日
- 2022/07/31
お知らせ
令和4年7月31日(日)夏休みコラム
「若手が育つ 指示ゼロ 学校づくり(住田昌治著 明治図書)より、
「会社に入ってからは、自分で考えてやれ!と上司に言われます。自分で考えてやるってどういうこと?今さら自分で考えてやれって言われても困ります。だって、これまで学校では、『言われた通りにやったらうまくいく。この通りにやればいい。余計なことはしなくていい。』と、先生が言った通りにやるように言われてきました。それを今になって自分で考えてやれと言われても、どうしていいかわかりません。だから、今の子どもたちには、自分で考えてやれるようにしてほしいのです。」
これは、30歳代の青年の話です。
教師としてこれまでどんな大人の姿を子どもたちの前で見せてきたのか?「あれしろ!これしろ!これはあかん!したらあかん!」等、指示や命令ばかりを浴びせてきたのではないか?と自問自答します。これでは自立した子どもは育ちません!
これからは、指示や命令をやめて、「問い」と「ヒント」を出しませんか?そして、その問いも、「なんで?どうして?」ではなく、「どうしたらいい?どうすれば?」と変えて問いませんか?そうすれば、子どもは(大人も)ますます主体的に行動するようになります!
「自分で考えて行動できる力」を子ども大人も高めていきましょう!