いただきます!ごちそうさま!
- 公開日
- 2022/08/25
- 更新日
- 2022/08/25
お知らせ
令和4年8月25日(木)夏休みコラム
「3秒でハッピーになれる 超名言100」(ひすいこたろう著 Discove)より、
「いただきます」と「ごちそうさま」。これぞ、日本を代表する名言だと僕は胸をはりたい。日本書紀や万葉集では、日本のことを「食國(ヲスクニ)」と呼んでいました。「ヲス」とは、「惜しむ気持ち」」愛おしむ気持ち」。ヲスの精神は、ごはん一粒一粒を惜しみ、愛おしむことから育まれるわけですが、そのための言葉が「いただきます」と「ごちそうさま」。
「いただきます」という言葉は「天地の恵み、箸を高く捧げて、いただきます」の略語で、命とひとつになることへの「喜び」を表します。食材に対して、命を自分に差し出してくれたことへの深い感謝の思いから、「あなたの命をいただきます」と。
一方、「ごちそうさま」は漢字で書くと「御馳走様」となります。「馳」も「走」も「走る」という意味で、この食材が私までくるのに、走り回ってくれたすべての人に対する感謝を示します。魚一匹とっても、漁師やスーパーの人たち、料理をしてくれた人や自然の恵みのおかげで、目の前の食卓に並んでいる。そのことへの感謝が「ごちそうさま」なのです。(中略)
命とひとつになることに感謝すること。それが食べるという行為の本質です。
丁寧にごはんに向き合ったら、それだけで人は幸せになれるのです。
普段何気なく言葉にしているこの二つの言葉。改めてその意味を考えました。
この2語は、英語には訳せないそうです。まさにこの2語こそ、古来、日本人の叡智の結晶とも言える「ザ・名言」ですね。これからは、ごはんを食べるたびに、この話を思い出して、「いただきます」「ごちそうさま」に心を込めましょう!
さあ!いよいよ明日から2学期が始まります!みんなと会えるのが楽しみです!待ってますよ!