水平思考で!
- 公開日
- 2022/10/24
- 更新日
- 2022/10/24
お知らせ
令和4年10月24日(月)振替休日コラム
「チェンジの法則(麻生 泰 著 扶桑社)」より、
日本中に「シャッター商店街」が広がっています。全国に約1万2600ある商店街のうち、7割が衰退状態と言います。これは商店街の経営者たちが環境の変化に気づかず、または気づいていてもビジネスモデルを変えたなかったからでしょう。
時代の変化に気づき、対応できる人になるにはどうすればよいのでしょうか?
それには、脳の回路をチェンジする必要があります。「気づく人」の脳は「水平思考」です。つまり、物事を一面的にではなく、幅広く、俯瞰的に捉えられるのです。
一方、「気づかない人」の脳は「垂直思考」です。井戸の中のカエルと同じように思考が自分の目の前の状況にしか向きません。
ですから「変化に対応できる人」になってください。環境の変化に気づいたら即行動することです。よいと思ったことを、とにかく実践してみましょう。
「気づいているけれど対応できない人」もいます。彼らの特徴は理屈っぽくて、行動につながりません。自分の井戸(慣れ親しんだ環境)から出るのを恐れる人、好奇心より恐怖心が強い人が該当します。さて、あなたは、どのタイプですか?
時代は否応なく変化し続けています。SNSの先駆けだったmixiも、すっかり廃れてしまいました。ブログ、フェイスブック、ユーチューブ、ツイッター、インスタグラム、ライン、・・・次々に登場するコミュニケーションツールによって、私たちの環境はこれからも大きく変わっていくでしょう。
「井の中の蛙、大海を知らず」に続けて「されど空の深さを知る」と言うこともあります。自分ではどんなに成長しているつもりでも、結局は井戸の深さで成長は止まってしまうことがないよう、本当に世の中を知り、大きく成長するには井戸から見る広い空へ、すなわち新しい環境に飛び込んでいく勇気が必要なのです。
時代は予想を越えるスピード感で変化しています。誰も予想できない、答えがひとつではない時代に突入しています!今こそ柔軟な発想と想像力で時代の変化に気づき、即行動をしていかなければなりません。学校も同じです!これまでのあたりまえの学校文化を見直し、前例踏襲!同調圧力!から脱却して、多様な学校文化を構築していきましょう!「遅れない遅れない!」