学校日記

子どもが主語に!

公開日
2023/12/17
更新日
2023/12/17

お知らせ

令和5年12月17日(日)週末コラム
みんなの教育技術
木村泰子さんの言葉より、

今は、「不登校」が約30万人、1年間に400人を超える児童生徒が自ら命を絶つというこの事実を突きつけられている学校現場です。子どもの周りのすべての大人たちが手をつないで、誰一人命をなくさない学校づくりをしなければならないときです。学校も保護者も地域も教育委員会もみんなで何とかしようとつながるときです。大人同士が対立している間は、子どもが困っています。それは、困っている子どもを観ようとしないからです。「不登校・いじめ・暴力行為」が過去最多と報告された今です。子どもの事実から「人権」を視点に「すべての子どもの学習権を保障する」学校をつくることに集中するときです。





 目の前の子どもから学ぶことの大切さを改めて教えられた一節です。そして、私たち子どもの前に立つ大人がどうつながり、どう前向きに、どう行動するべきかを再認識した一節です。
 子どもも大人も安心できる学校にするためには、互いの自由を尊重しながら、互いの弱みを補い合いながら、互いのつながりを強固なものにしていく必要があります。

 人は人をわかった気になってはいけない!
 人は人をわからないからはじめる!
 人は人をわかるためにできることを考える!
 人は人とわかりあうことで安心が生まれる!

子どもが主語の学校にするためには、大人が
「指導」から「支援」へ
「教える」から「学び合う」へ
変わっていかなければなりません。