見ることはつくること!
- 公開日
- 2024/09/06
- 更新日
- 2024/09/06
お知らせ
?令和6年9月6日(金)大人の学び
元中学校の先生であり、現在は立命館大学で教壇に立たれている講師先生をお招きして、大人の学びがつくられました。
「見ることはつくること」
見ながらにして感情、心情、世界観をつくる。今日の学びは「鑑賞」です。
「私は知っていることを描くのであって、見ているものを描くのではない。」
これは、ピカソの言葉です。
「芸術は目に見えるものを再現するのではなく、見えないものを見えるようにする。」
私たちの仕事は、この見えないものを見ている子どもたちの視点を見抜いて、その奥にある子どもの気持ちを考え、理解することです。
これは、図画工作科のみならず、すべての行動において、欠くことのできない、大切な大人の心構えだと感じました。
次は「表現」です。駅に掲示中の子どもたちの作品があまりにも類似していることに感嘆しました。
what(目的)とby(材料)とhow(行為)のうち、どれを固定するのか?
「固定」は「安心感」を生み、
「自由」は「没頭」を生みます。
改めて言います。
「見ることはつくること」
つまり。鑑賞も表現なのです。
講師先生、ともに学びをつくっていただき、ありがとうございました。