学校日記

モヤモヤから始める

公開日
2024/10/01
更新日
2024/10/01

お知らせ

令和6年10月1日(火)大人の学び
 放課後は今日のゲストの方との学びです。
テーマは「身近なところから始める多文化共生〜ちがいを認め、個を尊重する教育活動をめざして〜」です。
まずは世界の問題から!
「トイレの不思議」
「一蘭ラーメン店の不思議」
「関西にあるモスク」
「ハラル認証マーク」
それぞれについて新しい発見がたくさんあり、みんなの「えー!」という感嘆の声が広がっていました。
 次にイスラム教について共有しました。
断食!メッカ!コーラン!などなどを学びました。
 講師先生からは、
 身近なところから「多文化共生」教育をしていくために必要なこととして、
「身近にある異文化やちがいに気づく」
「身近にある変化のわけを考える」
「自分やまわりの受け止め方を客観的に見つめる」
「ちがいによる対立などの課題を解決するためにできることを考え行動する」
 のことを学びました。

後半は、「ちがいを認め、個を尊重」する対応ロールプレイです。
・来日したばかりの親子に遠足のお弁当のお知らせするには・・・
・遠足のお弁当が他の子どもと違うと・・・
・生活科の観察した内容をワークシートに書く・・・
 ロールプレイの醍醐味は、相手意識になることです。自分ならどうする?なぜそうする?その時の気づきは?
 どの先生たちも場面設定に対して、真摯に考え、主体的に対応する姿がありました。そして、その対応について、
「個を尊重していたのか?」
「ルールやきまりを押し付けいないか?」
「同調圧力になっていないか?」
「違いを認めていたか?」
と立ち止まって考える機会でした。

「オレンジジュースはダメですか?」

モヤモヤの種を持ち帰り、それぞれのクラスで育ててくださいね。

講師先生!本日は授業指導からメンター研修へと学びの場をともにつくっていただきありがとうございました。