学校日記

みんなちがってどうでもいい!

公開日
2025/09/25
更新日
2025/09/25

お知らせ

令和7年9月25日(木) 4年国際理解教育
 子どもたちは「ちがいを認め合う社会を目指して」のテーマのもと、「異なる文化や価値観を理解し、互いを尊重する態度を育てる。他者の文化的な違いを認めながら、自分にとって心地よい距離感を保ちながら関わることの大切さに気づく」を目標として学びを深めています。 
 今日は研究授業としてたくさんの先生方とともに学びをさらに深めました。
 特に今日のテーマである「リスペクタンス」の考え方を通して、違いを尊重しながらともに生きる方法を考えました。 
「リスペクタンス」とは「リスペクト」と「ディスタンス」の造語で、「互いを尊重しながら一定の距離を置く」という意味です。
 子どもたちは、ちがいについてはあまりに概念が広すぎて、初めはなかなか意見が出ませんでした。しかし、途中からどんな考え方を大事にしたらいいのかという問いに対しては
「否定はしない。」
「人はそれぞれ違うということ。」
「無理矢理みんなに同じことをさせないこと。」
「みんなで優しくすること」
「自分の長所と他人の欠点を比べてはいけないこと」など、
深く考えていくようになりました。
 特にある子どもが
「めざす子どもの3つの力を高めること」
と書いているのを見て、ほっこりうれしくなりました。
 子どもたちにとって、ちがいが当たり前になるように、ちがいがちがいとして感じないようになるように、
「みんなちがってみんないい」
をさらに高めて、
「みんなちがってどうでもいい」
という、違いにこだわらない教室、学校、社会をつくっていかねばならないと改めて感じました。
 みんなの素敵な意見から学ぶことができました。ありがとう。