うりひガッツ日記

大阪の歴史を訪ねて・・・・6年社会見学(ピース大阪・大阪歴史博物館)

公開日
2015/12/07
更新日
2015/12/07

お知らせ

 12月4日(金)、このシーズン一番に冷え込む中、6年生は、中央区にある「ピース大阪」「大阪歴史博物館」へ社会見学にいきました。
 子どもたちは、4月より日本の歴史の学習を進めてきました。特に私たちが住んでいる大阪の歴史について、様々な展示物を通して、学習を深めることができました。
 まず、午前は「ピース大阪」を見学しました。この施設は、戦後70年を迎え、開館以来初めて展示内容がリニューアルされました。過去の時代を追体験することを重点にして、特に「大阪空襲」を中心に展示内容が、充実しました。
 子どもたちは、「空襲で焼きつくされた大阪と現在の大阪」「日清戦争から太平洋戦争までの背景」「戦時下の大阪の空襲に備えた当時のくらし」「大阪空襲の実態の写真、実物資料、体験者の証言」の4つのゾーンをグループごとに見学しました。実物大の模型の防空壕に入ったり、戦時中の人々が使っていた展示品などを真剣に見たりしました。最後に、『火の海・大阪』というアニメーションを全員で鑑賞しました。様々な展示品や映像資料を通して、戦争の悲惨さ・平和の大切さについて、自分自身の課題として考えることができたのではないでしょうか。
 午後は、「大阪歴史博物館」を見学しました。この施設は、奈良に都があった時代、都を支える副都として栄えた「難波宮」(なにわのみや)の北側につくられています。最上階の10階からは、南にある「難波宮跡」の広場を見下ろすことができます。
 古代から順に、「難波宮の時代」(10階)、「大坂本願寺・天下の台所時代」(9階)、「遺跡を発掘疑似体験」(8階)、「大大阪の時代」(7階)へと、近代の大阪までの歴史をたどりました。8階の発掘疑似体験のコーナーでは、遺跡を組み合わせるパズルや、近代のコーナーに展示されていた双六(すごろく)ゲームに、子どもたちが集まっていました。子どもたちは、過去の大阪にタイムスリップしたかのように、時間が経つのも忘れて、ゲームなどを楽しんでいました。
 この日は、冷たく強い風が吹く中で、お昼ごはんや移動のときは、こごえるような寒さでした。しかし、金色の輝くいちょうの並木に、秋の終わりを感じる1日となりました。