学校日記

5月9日児童朝会(放送朝会)

公開日
2016/05/09
更新日
2016/05/09

学校のようす

 校長先生のお話
 おはようございます。
 先週の金曜日から多くのお休みが続き、みなさんの生活のリズムが少し乱れてしまったかもしれませんね。どうですか、今日の朝、一人で起きられましたか。
 今日の校長先生のお話は、そんな生活のリズムを大切にしてほしいというお話をしたいと思います。みなさんは、「早寝・早起き・朝ご飯」という言葉を聞いたことがありますか。簡単にいうと、みなさんの健康のために、「早く寝て、早く起きて、朝ご飯をきちんと食べましょう」ということです。
 早く寝るとどんな良いことがあるのでしょうか。
 昔から「寝る子は育つ」と言われますが、眠ることは疲れた体や心を回復させる働きのほかに、脳や体を成長させる働きがあります。
 みなさんが眠っている間に体の中では、成長に欠かせない大切なものがたくさん出てきています。寝る時間が遅くなると、これらの大切なものが体の中で出にくくなってしまいます。学年によって違いますが、9時から10時ごろには寝るようにしましょう。9時間から11時間眠るのが良いとされていますので、朝7時に起きようと思うと、遅くても10時には寝ないと9時間眠ることができませんね。
 そんなに早く眠れないよと思っている人はいませんか。もしかしたら、寝る直前までゲームをしたり、スマホを使ったりしていませんか。脳が刺激されて、眠たくなくなってしまいます。寝る時間の1時間前には、やめるようにしてみましょう。きっと、眠れると思います。

 次に、起きるときの大切なことをお話します。
 起きたらすぐにカーテンを開けて、朝の光を浴びましょう。目が朝の光を感じると、頭がスッキリ目覚め、心の面では集中力が上がるものが、体の中でたくさん出てきます。

 最後に朝ご飯についてです。
脳が元気に活動するためには、ブドウ糖というものが必要です。そのブドウ糖は体内に大量にためておくことができず、すぐに不足してしまいます。また、私たちの体は、寝ている間もエネルギーを使っているので、朝にはエネルギーや必要な栄養素が少なくなっています。つまり、朝起きたときには脳も体もエネルギーが不足した状態になっています。
 朝食でブドウ糖をはじめとする様々な栄養を体に取り入れ、午前中からしっかり活動できる体になることが大切です。
 朝食でもう一つ大切なことは「よく噛んでたべること」です。「噛むこと」で脳が目覚めて活発になります。

 少し難しいお話でしたが、「早寝、早起き、朝ご飯」、この言葉は覚えやすいですよね。今日から、良い生活リズムを身に付けて、健康な体を作っていきましょう。