11月14日(月) 児童朝会
- 公開日
- 2016/11/14
- 更新日
- 2016/11/14
学校のようす
<校長先生の話>
みなさん、おはようございます。
みなさんは、「いじめ」という言葉を聞いたことがありますね。そうです、友だちが嫌がることをわざとしたり、叩いたり蹴ったり、悪口を言ったり、物を隠したり、仲間外れにしたり、落書きをしたり、失敗を大声で笑ったり、したくないことを無理やりさせたりすることですね。
みなさんももしかしたら、そんな様子を見たことがあるかもしれません。もし、そんな様子を見かけたら、「こんなことをしてはいけない。そんなことはおかしいよ。」と感じ、「そんなひどいことはやめろよ」と思うでしょう。そうです、「いじめ」は良くないこと悪いことだとみなさんは、十分に知っていますよね。
じゃあ、どうすればこの「いじめ」を世の中からなくすことができるのでしょうか。
まず、第一は、いじめる人がいなければいじめは起きません。でも、自分勝手な弱い心を持っている人が「いじめ」をしたとき、どうすればよいのでしょうか。
一緒になって、困っている友だちを大勢でいじめるなんてもってのほかです。また、「自分がやっているわけではないから、だまっとこう。」と見て見ぬふりをするのも、いじめている側の立場と一緒ではないでしょうか。
「いじめ」を見たときには、「やめろ」と勇気をもって止めてほしいです。でも、「やめろ」って言ったら、「今度は、仕返しされるんじゃないか。」とか「みんなにかっこつけてると思われる。」とか思って、「やめろ」の一言が出せないこともあるでしょう。
じゃあ、自分で言えないときはどうしたらよいのでしょうか。そのまま、放っておいてよいのでしょうか。それは、絶対にいけません。先生に教えてください。「○○さんがいじめられていめす。先生、○○さんを助けてあげてください。」と伝えてほしいです。みなさんの中には、そんなふうに先生にこっそり教えるのは「ちくり」だと思う人がいるかもしれません。しかし、それは絶対違います。正しいことを大人の誰かに伝えるのは卑怯でも何でもありません。クラスの友だちがいじめられているのに、間違っていることなのに、見て見ぬふりをしたり、知らないふりをしている方が、ずっと卑怯だと思いませんか。
「いじめ」をなくすために大切なことは
1.困っている友だちの気持ちを想像できる心を一人一人がもつことです。
2.そして、「いじめをしていることを絶対に許さない」という気持ちが心の中で芽生え ることです。
3.「いじめ」をやめさせようと行動を起こすことが大切です。
加美北小学校のみなさんが、「悪いことは許さない」という気持ちを強くもって、「いじめ」をなくすようにしましょう。