学校日記

3月6日(月) 児童朝会

公開日
2017/03/07
更新日
2017/03/07

学校のようす

 今から6年前、平成23年3月11日午後2時46分に、宮城県仙台市沖を震源とする東日本大震災がありました。とても多くの尊い命が奪われ、今なお震災で苦しんでいる方たちが大勢います。お亡くなりなった方は、18000人を超え、今現在、自分が住んでいたところにに戻れずに、避難しておられる方が123000人もおられます。
 今日は、地震の詳しいことは、お話しませんが、11日まで多くの新聞やテレビ番組で取り上げられると思いますので、ぜひ、実際にあった地震について知ってほしいと思います。そして、多くの被害にあわれた方のご冥福をお祈りしたいと思います。

 校長先生もこの日の事はよく覚えています。地震が起こったとき、大阪での震度は3で、わりと長い時間にゆっくりと横に揺れるような感じがしました。その時は、そんなに大きな地震が起こっているとは、全く思いませんでした。その後のテレビで見た津波の映像は、本当に怖ろしいものでした。津波がみるみるうちに港の堤防を越え、街に押し寄せていきます。自然の力を目の前に本当に恐ろしい思いがしました。
(中略)

 また、東日本大震災の被害の様子は、世界中にニュース映像として届けられ、163の国や地域から、いろいろなかたちで助けてもらいました。震災の翌日から次々と日本に到着し、行方不明の方々の捜索や救助にあたってくれた国がたくさんあったのです。人や物での支援をいただいたことは勿論ですが、多くの励ましのメッセージをいただき、大変心強かったことも知っておいてほしいと思います。
 
 みなさんが大人になったら、このように世界の人々がお互いのことを大切に思い、理解し合う、こんな世界を作って欲しいと思います。