11月19日(月)児童朝会(放送朝会)
- 公開日
- 2018/11/19
- 更新日
- 2018/11/19
学校のようす
みなさん、おはようございます。
さて、今週のお話は、「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」です。
この言葉は、日本の小説家の井上靖さんの言葉です。
1年生と2年生には難しいと思いますが、もう一度よく考えながら聞いてみてください。「努力する人は、もっとこうしたい、ああしたいな。と希望を話します。怠ける人は嫌だ、嫌だと文句ばっかり言います。」というようなことです。
もう少し詳しく考えてみましょう。
毎日、みなさんは、いろいろな勉強や活動をがんばっています。そんな時に「もっと上手にできるようになりたい。」「ていねいに色を塗りたいけど、難しいな。」「みんなの前で発表したいな。」このように、「こうなりたい」「こうしたい」という人はそのために一生懸命努力をして、自分のなりたい未来についての話をします。
一方で、「こんなん書くん面倒くさいなあ。」「話し合うの嫌やなあ。」「面白くない。」と努力もせず不満を言って怠ける人もいます。
みなさんの気持ちでは、どちらが勝っていますか。
人はどうしても怠けたくなる時があります。そんな時に自分や周りの人に言い訳をします。みなさんもそんな経験がありませんか。
大事なことは、怠けようとする自分に勝てるかどうかです。
不満を言ってしまいそうになる時、もう一度自分に問いかけてください。そして、その怠けたいという気持ちに勝てないか考えてください。
例えば、いけないことをして注意された時に「私だけじゃない。だって他の人もやってるやん」と不満を言うのか、自分のした悪いことは認め、次にしないように努力しようとするのか、どちらがよいのかわかりますよね。
校長先生は、先日、奥村幸治さん、この方は、アメリカのプロ野球で活躍されているイチローさんの日本時代のバッティングピッチャーであり、田中将大さんの中学時代の少年野球チームの監督さんですが、その方のお話を聞く機会がありました。そこで、奥村さんも「希望を語る人の周りには、希望を語る人が集まり、愚痴ばっかり言っている人の周りには、愚痴ばっかり言う人が集まるものだ。」というお話をされておられました。
加美北小学校のみなさんには、希望を語り、自分の夢に向かってがんばる人になってほしいと思います。