終業式
- 公開日
- 2018/12/25
- 更新日
- 2018/12/25
学校のようす
<校長先生の話 抜粋>
通知表には、表しきれない、みなさん一人一人の2学期があったと思います。
その表しきれていないものを考えるために、今日は「こころの通知表」というものについて少し考えてみましょう。
「こころの通知表」が、もしあったとしてその通知表をだれがつけるのか言うと、先生でも友だちでも親でもない、自分自身がつけます。なぜなら、自分の心は人に見えないからです。自分しか、自分の本当の心はわかりません。
「こころの通知表」のつけ方の基準をいいますね。
1つ目は、自分が出来る精一杯のことを一生懸命やることが出来たかどうかということです。まずは、2学期の自分を振り返ってみましょう。
● 授業に真剣に参加しましたか。
● 清掃や給食準備は協力してできましたか。
● 係や委員会の活動に真剣に取り組みましたか。
● 服装はきちんとしていましたか。
● 時間を守ることができましたか。
● 学校のきまりを守ることができましたか。
2つ目は、なかまを大切にして人の気持ちを考えることが出来たかどうかです。
自分だけ楽しければいい、人の気持ちは関係ないなんて思っていませんでしたか。不満があれば、友だちや先生に、すぐにとげのある言葉をぶつけたりしませんでしたか。間違ったことをしている人を見ても知らんぷりをしませんでしたか。
さあ、心の中で一人一人「こころの通知表」をつけてみましょう。みなさんの2学期はどうでしたか。
特に2つ目の、なかまを大切にして人の気持ちを考えることは、みなさんとてもよく頑張ったと思います。加美北小学校のみなさんは、普段から、クラスで「自分のよさ」「友だちのよさ」について色々と考えたり、伝え合ったりしていると思います。
あらためて、友だちについて考えてみましょう。
谷川俊太郎さんの「ともだち」という詩を紹介します。