学校日記

気体検知管の使い方(6年)

公開日
2020/05/12
更新日
2020/05/12

6年生

燃える前の気体の成分と、燃えた後の気体の成分の違いを調べるためには、2つの方法があります。
1つ目は石灰水を使う方法です。P17を参考にしてください。石灰水に二酸化炭素がふれると白くなります。この反応は、テストにとてもよく出てきますので、しっかりと覚えましょう。

2つ目は気体検知管を使う方法です。今回は使い方のこつや注意点を説明します。

教科書P16も参考にしてください。

一番上の写真には気体採取器・チップホルダー・カバーゴムが写っています。
気体採取器は気体の成分を調べるのに必要な50mLの気体が採取できます。

真ん中の写真は気体検知管です。
気体検知管には青い酸素用、黄色い二酸化炭素の0.03〜1%用、赤い0.5〜8%用の3つがあります。
二酸化炭素用を2本使うのにはわけがあります。(そのわけは実験をすれば分かります)

では、使い方を説明していきます。P16のQRコードや動画も利用してください。

気体検知管は、空気の中の酸素や二酸化炭素と反応してしまうのをふせぐために、両はしが閉じてあります。まずは両はしをチップホルダーで折り、Gマーク側にカバーゴムを付けます。

下の写真のように気体採取器に気体検知管を取り付けます。取り付けるときはGマークと矢印(→)の方向に注意します。Gマークが気体採取器から一番遠くで、矢印の向いている方が気体採取器になるように取り付けます。

調べたい空気の入っている入れ物に気体検知管のカバー側を差し込みます。

気体検知管のハンドルをカチッとなるまで一気に引く。この時、引き直したり、カチッと止まらなかったりするとうまくいかないことが多いです。

決められた時間がたったら、目もりを読みます。(酸素の検知管は使用すると熱くなるので、冷めるまではさわらないように気をつける。)

ヒトはイメージトレーニングだけでも技術の上達ができる生き物です。なんどか使い方を見て、イメージしてみてくださいね。

今年から10mLではかれる酸素の気体検知管ができました。今年、これを使えるように学校でもこう入する予定です。