緊張感
- 公開日
- 2022/02/09
- 更新日
- 2022/02/09
学校行事・できごと
昨日の北京オリンピックでは、期待された羽生選手らが失敗をしたという報道がありました。確かに残念ですが、日本の代表選手に選ばれるだけでも並大抵の努力ではありません。そして各国の代表選手に勝つには、コンディション、試合当日の状況や運も必要です。しかも彼は連覇中で、そのプレッシャーは想像以上だったと思います。
4年に一度しかもたった数秒、数分、数時間に最高のパフォーマンスを演じなければメダルはとれません。メダルをとることが目的ですが、あくまでも結果です。頑張った選手には賛辞を送りましょう。
テレビでオリンピックを見ていると、試合前の選手の「緊張感」が伝わってきて、見ているだけの私もゾクッとします。この緊張感は、どんなに練習しても人間にはつきものです。緊張しなかったというのは違います。その緊張感をうまく利用したのです。この緊張感があるからこそ、試合になると好記録が生まれるのです。
今多くの選手が、「試合を楽しみます」と言いますが、これは試合前の緊張感を試合のパワーに変えようとしているのです。誰でも緊張します。その緊張感で失敗することもありますし、逆にうまくいく場合もあります。僅かな差なのです。オリンピックに出ている選手が試合で力が発揮できるように祈りたいですね。