本日の全校朝会
- 公開日
- 2022/04/25
- 更新日
- 2022/04/25
学校行事・できごと
本日の全校朝会では「味覚」についてのお話をさせてもらいました。
食べ物を口に入れると、味蕾という器官でつかまえた味の信号が脳に伝わり、味を感じるという仕組みになっています。脳が感じる味には「甘味」「旨味」「塩見」「酸味」「苦味」の5つあり、よく噛んで食べることにより食べ物の味を感じるようになります。ゆっくり時間をかけて噛んで味わってほしいと思います。
食べ物の味を感じる力を味覚といいますが、赤ちゃんの頃の味覚と大人の味覚は違います。赤ちゃんは苦みや酸味が苦手ですぐに吐き出します。これは飲み慣れた甘味は体によいと感じますが、苦みは毒や酸味は腐っているものは食べてよくないものと見分けるような味覚が生まれながら身についているからです。小さい頃はピーマンのような苦い味や野菜が苦手という人がいるのは当たり前かもしれません。大人になって苦みも酸味もおいしいと感じるようになりますが、味覚が年齢とともに発達しているからです。
現在、学校の給食ではコロナ対策のため「黙食」をしています。本来食事は楽しく食べるのが一番ですが、楽しく食べれるように工夫しましょうと朝会でお話をさせてもらいました。