「ご家庭でも読書を」
- 公開日
- 2025/03/05
- 更新日
- 2025/03/05
学校行事・できごと
「読書は賢い子がする」といったイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実際には逆です。「読書をすれば賢くなる」といった方がいいと思います。読書の最大のメリットは新しい言葉や知識、考え方と出会えるということです。本を読むことで知らない言葉と出会います。前後からたぶんこういうことだろうと推論することができます。また高学年になれば、なぜだろう?と調べるきっかけにもなります。遊びやスポーツを通して身体が様々な面で鍛えられるのと同様、本を読むことで脳や心が鍛えられるのです。では実際に読書が習慣づけられるとどのようなメリットがあるのでしょうか?誤回答が減りテストの点数が上がります。国語だけでなくなんと算数の点数も上がります。問題文を読まずになんとなく答えていたのが、読書が習慣づけられたことにより、文章を読むことに慣れたのです。また語彙が増加して人の話を聞けるようになります。子どもの成長には親や教師などの大人とのコミュニケーションが不可欠です。当然大人がわかりやすく噛み砕いて話すことは必要ですが、語彙の増加により、わからない部分は前後から推測する力がつき、人の話を聞ける子になると考えられます。想像力が伸びてトラブル回避の要因になるとも考えられています。ゲームやスマホだけのせいにするわけではありませんが、想像力の低い子はトラブルの原因になることが多いように感じます。