大阪市立北稜中学校

身だしなみは、自分を伝える第一歩 ― 3年生学年集会より

公開日
2026/05/22
更新日
2026/05/22

学校日記

3年生の学年集会で、身だしなみについてのお話がありました。


はじめに紹介されたのは、千葉県にある有名なテーマパーク、ディズニーランドで働くキャストの皆さんの話です。ディズニーランドでは、来園された方に気持ちよく過ごしてもらうために、髪型、ひげ、爪、コンタクトレンズなど、見た目に関する細かな基準が定められているそうです。髪型や爪の長さ、ネイルの色などにも一定のルールがあります。それは、誰かを縛るためではなく、来てくださるお客様に安心感や好印象をもってもらい、夢のある空間を大切にするための基準です。


この話をもとに、生徒指導主事の先生から、学校生活における身だしなみについてお話がありました。標準服のボタン、ベルト、シャツの着方など、ほんの小さなことに見える部分でも、相手に与える印象は変わります。「ボタン一つくらい」「少しくらいなら大丈夫」と思うかもしれません。しかし、その小さなところに、その人の普段の意識や姿勢が表れることがあります。


3年生にとっては、これから高校入試や面接に向かっていく大切な時期です。面接では、もちろん話す内容も大切です。「この高校で学びたい」「こんなことを頑張りたい」という思いを、自分の言葉で伝えることはとても重要です。しかし、最初に相手に伝わるものは、言葉より前に第一印象だと、生徒指導主事の先生は話されました。


「人は見た目ではない」という言葉もあります。それは確かにその通りです。けれども、初めて会う相手に対して、自分の内面をすぐにすべて理解してもらうことはできません。だからこそ、身だしなみは、自分のよさをきちんと伝えるための大切な準備でもあります。普段できていないことを、本番の日だけ急に完璧にすることは簡単ではありません。朝、家を出る前に少しだけ鏡を見る。ボタンは留まっているか、服装は整っているか、自分で確認する。そんな小さな習慣の積み重ねが、いざという時の自分を支えてくれるはずです。


――以上が、生徒指導主事の先生からのお話でした。


身だしなみを整えることは、叱られるからするものではなく、自分自身をよりよく見せ、自分の思いを相手にきちんと届けるためのものでもあります。そしてそれは、本校が大切にしている「自分を大切に 隣の人を大切に」という姿勢にも、静かにつながっていくのではないでしょうか。今日の話をきっかけに、3年生一人ひとりが自分の姿を少し意識し、落ち着いた学校生活と進路に向けた準備につなげてほしいと願っています。


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