いじめについて考える日【5月9日】
- 公開日
- 2022/05/09
- 更新日
- 2022/05/09
お知らせ
本日も、全校集会をオンラインにて行いました。
まず初めに、生徒会より昼休みにおけるグラウンドの利用方法やボールの貸出などについて連絡がありました。
また、本日は「いじめについて考える日」と言うことで、校長先生より以下のお話がありました。
今日は、いじめについて考える日です。
今から5年前の平成29年から大阪市内のすべての学校で始まった取り組みです。
大阪市内のすべての学校でゴールデンウイークあけに実施されています。
さて、みなさんはいじめについてどう考えていますか?
みんないじめはダメだと考えていると思います。
では、なぜいじめはなくならないのでしょうか?
いじめとはいったいどういうことなのでしょうか?
昔は、いじめの定義は、「一人に対して集団でずっとイヤなことをする」というものでした。
しかし、今はいじめの定義が変わっています。少し、極端な話ですが、
「いたずらで消しゴムを隠された本人が嫌な思いをした」
これは、いじめになります。
みなさんのいじめの認識が間違っていないか確認してください。
いじめのとらえ方はあっていますか?
現在の定義では、いじめをゼロにすることは本当に難しいことです。
いじめをしたことはないと断言できる人は少ないのではないでしょうか?
では、「いじめは存在してもいいのでしょうか?」
いいえ。
誰もが、いじめをする可能性があるということを知ってほしいと思います。
自分自身の言葉や行動や考え方など、今一度誰かを嫌な気持ちにしていないかを考えて欲しいです。
もし誰かが人を嫌な気持ちにする言葉や行動をしていた時に、自然に「言い方きつくない?」と、注意できる環境にして欲しいです。
そして、いじめについて敏感にアンテナをはってほしいです。
間違えて人を嫌な気持ちにしてしまった人がゴメンと次から気を付けることができる。
そんな学校になってほしいです。
自分がいじめをしない、自分もイヤと言える、周りもダメと言える。
楽しく笑顔あふれる、温かい桜宮中学校をみんなでつくっていきましょう。