学校日記

鵺塚(ぬえつか)祭典

公開日
2015/08/24
更新日
2015/08/24

お知らせ

 8月24日(月)午前10時から、地元保存会の方々が法要を営なわれ、参列してきました。毎年行われており、会長の山野謹五郎さんのお話では、山野さんがご幼少のころから行われていたそうです。場所は都島本通3丁目18にあり、都島小学校の正門北西すぐのところにあります。都島区役所発行の都島史跡マップによると…

 旧沢上江村(カスガエむら)母恩寺東北の野中に「平家物語」に見える鵺(ぬえ)を埋めたと伝える塚です。同書によれば、平安末期、近衛天皇を夜ごと悩ませていた怪鳥を源頼政が射落としたところ、頭は猿、胴体は狸、尾は蛇、手足は虎の姿で、鳴く声は鵺(トラツグミ)に似ていたといいます。源頼政は摂津源氏源仲政の長男で、保元・平治の乱に功をたて、後に似仁王を奉じて平氏追悼を図り、敗れて宇治で自殺した人物です。
 鵺塚はすでに江戸初期の地誌「芦分船」に紹介され、くり船に入れて淀川に流した鵺の死骸が、下流の浮洲に止まって朽ちた場所だと記しています。鵺塚は兵庫県芦屋市にも伝承地がありますが、「いずれも論ずるにたらん」(「摂津名所図会」)と江戸期の地誌類は否定的です。

とあります。校区内にありますので、一度見に行ってはとお勧めします。